オープンキッチンが奥様の希望でしたが、筋交いがある壁に挟まれていたため、元々キッチンの入口だった開口部の腰下を塞いで、キッチンとダイニングルームを結ぶ窓に見立てました。独立型のキッチンでありながら、リビングダイニングルームとコミュニケーションが取れるようになっています。 ダイニングテーブルの頭上のペンダントは、奥様がキッチンから見る眺めが心温まるようなデザインをご提案しました。

LDKの入口を玄関側に移動させ、元々の廊下を部屋に取り込み、キッチンへのアプローチもスムーズにしました。冷蔵庫脇の間仕切りは強化ガラス。光が通って明るくなりますが、実は少しでも大きなサイズのキッチンを入れるために間仕切壁を薄くしたかったのが目的です。

ダイニングコーナーは、抜けない柱を門のように通過するイメージで。お持ちのダイニングテーブルを、柱と壁の間に配置するレイアウトです。更にキッチンからお皿を受け渡しするカウンターを２段設置しました。何かと便利な壁面カウンターは、テーブルの高さを測って設置高を決めました。

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