WORKS
事例
コンパクトに自由に
典型的な縦長間取りのマンションを、一人暮らし用に住みやすい空間にしました。リビングルームを広げたいというご要望から、壁を壊してセミダブルベッドを置いても通路が確保できるところまで間仕切壁を移動、普段は3枚引戸を開放して広く、来客時はプライベートコーナーを隠せる設計です。押入は拡張してウォークインクローゼットに。ベッド上部にも端から端まで吊戸棚を設置しました。部屋が多少狭くなっても、収納スペースをしっかり確保して片付くほうが毎日の暮らしは快適です。
独立していたキッチンは壁を壊してリビングルームに続くスペースに。キッチンカウンター・家電収納・ダイニング・PCデスク・書類収納を兼ねる多機能なマルチテーブルを作り、省スペースを実現。キッチンそのものは配置を変えず、設備機器の交換や、キッチンパネルの設置、扉はダイノックシートでリニューアルしました。パウダールームは、既存の配管スペース(ライニング)をそのまま棚として活用し、上部に間接照明を入れて、全面タイル貼りのホテルライクな空間に。ホテルで採用されているタオル棚を設置して、実用性を兼ね備えた温かみのあるデザインに仕上げました。


- DATA -
地域
港区
平米数
45.9㎡
建物
マンション1LDK
家族構成
単身