SPACE
スペース・リノベーション
身近なところから始めるリノベーション、
暮らしがかわるきっかけになるはずです
毎日なんとなく過ごしている場所も、不便さの見直しや新しい機能の追加、そこに内装デザインもこだわると、見違えるように快適なスペースに生まれ変わります。どこに聞いたらよいかわからない!という細かな悩みを是非ご相談ください。リノベーションで毎日の暮らしが変わります。
キッチン・リビングダイニングルーム
キッチンは、リビングダイニングルームと一体になり、家族とのコミュニケーションの場として大きな役割を果たすようになりました。それに伴い、キッチンという設備機能スペースも、LDKの一角においてインテリアと融合する存在となっています。
キッチンは住む人のライフスタイルやこだわりが一番発揮できるところ。生活に必要な機能を賢く利用しながら、インテリアにとけ込むデザインを取り入れる方法はたくさんあります。
キッチンは『設備家具』
日本では大手住宅設備メーカーの機能的なシステムキッチンが一般的ですが、キッチンは、収納の箱=キャビネットの家具をベースに、加熱・排煙機器や食洗機、水栓といった設備品と、シンク、カウンターとの組み合わせ。私たちはキッチンを「設備家具」とよくご説明します。
住む人が何を重視するかによって、一からオーダーでつくるもよし、カスタムメイドや海外ブランド、シンプルなカジュアルキッチンなど、ライフスタイルとインテリアにあわせてお選びいただけます。
ひとつでも何かお客様のこだわりがあれば、それを取り入れたこだわりのキッチンを実現するのはいかがでしょうか。
リビングダイニングは“動線と目線”がポイント
一方、キッチンと繋がるリビングダイニングルームは、キッチンとの位置関係も考えながら、ダイニングテーブルやソファなどをどう配置するかがポイントです。リノベーションで部屋ができあがってから家具を考えるのではなく、プランニングの初期段階から、家具のレイアウトも一緒に考えます。効率よく動ける動線を確保し、少しでもスペースを有効活用できると、毎日の不便さが解消され、それだけで心穏やかになります。
また、リビングダイニングは家のなかでも一番長くいる場所です。家具のレイアウトを考えながら、そこに座ったときに何が見えるか、どう感じるかが重要だと考えます。家族とコミュニケーションがとりやすいか、部屋の広がりを感じられるか、窓の外の景色が見えるかなど、住む人が感覚的に「ここが落ち着く、寛げる」、と感じられることが大切です。
パウダールーム・トイレ
日本の住宅事情として、暗くて寒いところに押しやられがちな水まわりスペース。
しかし、この空間こそが家の中のプライベートスペースであり、住む人の個性やこだわりが表れてもよい場所です。
生活作業の機能性を兼ね備えながら、心地良いと感じられるインテリアになれば、その空間の使い方の幅は広がります。プライベートスペースをリノベーションで、より自分らしく過ごせる場所にしませんか。
脱・洗面所!パウダールーム計画
洗面室はこれまで、設備メーカーの洗面化粧台と呼ばれるセット品を設置し、他には洗濯機置き場と収納、といった生活作業的なスペースと捉えられがちで無関心だったように思います。毎日心身ともにリラックスする浴室と隣り合う洗面室も、単なる洗う・使うだけの空間から、目的に合わせた寛ぎの空間になってもよいのではないでしょうか。
そんな癒しの空間をもっと楽しくするにはどうしたらよいか・・それには、洗面化粧台のセット品を卒業して、もっと自由な発想で洗面室のインテリアを考えてみることです。一体だった設備も、洗面ボウル、水栓、カウンター、ミラー、収納、照明と、ひとつずつデザインを選んで組み合わせることで楽しさが生まれます。まわりの内装仕上げも、タイルやクロス、窓があればファブリックを・・そして腰掛けられるスツール家具を置くのもよいでしょう。女性ならば、鏡に向かう場所はインテリアも素敵にしたいものです。
洗面室は、より快適性やデザイン性を考えながらカスタマイズすることができ、個性的なスペースにもなる場所です。住む人のこだわりを実現できると、洗面室はベッドルームに次ぐ第二のプライベートルームとして有効活用できます。
(一社)日本インテリアコーディネーター協会所属のコーディネーターユニット「powder room labo (パウラボ)」にて発信しております。
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トイレは究極のプライベートルームだからこそ大胆に!
トイレは、便器が壊れるなど設備の不具合が起きた時に検討することが多いですが、その際にトイレのインテリアも一緒に考えてみませんか。家の中で最もプライベートな空間!壁や床を好きなカラーや素材にするのも楽しいですし、手軽にペーパーホルダーやタオル掛けといったトイレアクセサリーのデザインにこだわってみるのも、ワンランク上のお気に入りのトイレに変身します。
もし、手洗器を設置したいというときは、給水と排水の配管工事が必要なため、リノベーションのタイミングで是非検討を。薄型のタイプや和のデザインのものなど、質感とカラーのバリエーションが豊富にあり、水栓の形状と壁やカウンターとのコーディネートで、トイレの一角に上品なコーナーが生まれます。
収納
悩みが絶えない収納問題。収納が足りないという方が多いですが、棚を一枚たすだけで収納力アップが可能ですし、デッドスペースを収納コーナーにするなど、空間の使い方と片付け方でお部屋をすっきりさせて、寛げるインテリアを目指したいものです。
収納について現状の悩みをお伺いし、より快適に暮らせるよう、収納方法、オーダーメイドの収納家具や収納スペースをプランニングしてご提案いたします。